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TOKYO CAREER GUIDE 東京で働こう。

OUR VOICE 東京で働く体験談

Betty Ouchiyama ベティ オオウチヤマ

Betty Ouchiyama ベティ オオウチヤマ

MY TOKYO STORY

  • 10

    ドリフターズのコントを観て、日本のお笑いと自分の笑いのつぼが近いと感じました
    初めて東京への旅行。家族と東京ディズニーランドに遊びに行きました。
  • 15

    アメリカに移住。高校のクラスで日本人の友達ができました。
    アートセンターでデザインを学び始めました。
  • 21

    大学で日本語を1学期間学び、卒業前の3ヶ月間日本を旅行しました。
    アメリカでWeb会社に就職し、デザイナーとして働き始めました。
  • 28

    大学の友人から「東京で中国語ができるデザイナーを探している」と誘われ、「行きます」と即答し、東京に来ました。入社後パッケージデザインの仕事をゼロから教えてもらいました。
  • 33

    東京で子どもを出産し、出産・育児休暇をとりました。
    子どもが1歳になると、保育園に預け、仕事に復帰しました。

メッセージ

日本語を勉強したのは1学期間だけ。東京に来るのに完璧な日本語はいらないと思う。

Betty Ouchiyamaからのメッセージ

私が日本語を学んだのはアメリカの大学の1学期間だけで、ほとんど勉強はしていませんが、このインタビューに日本語で答えられるくらいになりました。今も友人や子ども達に教えてもらっています。私が東京に飛び込んできた頃は、安定的な仕事をやっと見つけられ、毎日働くのに必死でしたが、ここまで東京で暮らし続けられるとは思ってもいませんでした。東京って意外に英語ができる人はいます。まずは東京に飛び込んで、やりたいことをがむしゃらにやることが大事だと思います。

台湾の看板商品を東京でデザインする面白さ

Betty Ouchiyamaの仕事内容

「デザイン」の仕事をしています。海外のクライアントから依頼を受けてパッケージのデザインを担当しています。東京はデザインの業界では世界的にも先進的だと思われているので、海外で売る商品に関するデザインについてもひきあいが多いです。今までで面白かった仕事は、台湾の大手食品メーカーの看板商品であったミルクティのパッケージデザインの依頼を受けたことです。自分もその商品を小さい頃から知っており、昔からみんなに愛されている商品だったので、何度も台湾に飛んでお客様と議論を重ね、今までの伝統的なブランドイメージを活かしつつ、新しい印象をどう与えるかがチャレンジでした。バリエーションを出すために色々な方向からデザインを考えました。その商品が売り出されたときはとても嬉しかったです。
仕事で大変なことは、日本語のあいまいな表現によって相手の言いたいことを誤解してしまうことがあります。まだ誰も見たことがないものをつくりだすデザインにおいては、相手の頭の中にあることを的確にとらえて形にすることが大事です。日本人はストレートに意見を言わないところがあるので、外国人からすると勘違いしやすいこともあります。例えば「ソフトにして欲しい」だと外国人の私にはわかりにくい場合があります。そんな時は、「水みたい?」や「ぼかしてふわふわした感じ?」と具体的なイメージを出して確認するようにしています。

東京はプロフェッショナルが集う都市

Betty Ouchiyamaの東京で働く魅力

東京で働く魅力は、色々な分野のプロフェッショナルと仕事で交流ができることです。デザインの仕事で言えば、写真家や模型や形をつくるモックアップメーカー、CGリタッチなど業界トップレベルの人たちと一緒に仕事をすることによって、色々なものの見方や新しい発想を得ることができます。東京は自分の得意分野を育成する環境があり、育成された各々のプロフェッショナルが社会から認められ、尊敬されていると感じます。海外だと1人で色々できないと仕事をできないですが、東京は専業でできるプロフェッショナルとなる人を育て、作品を流通させ、購入させる環境が整っていると思います。

日本の会社は堅苦しいイメージがありましたが、実際に働いてみると同僚は皆優しくて働きやすい環境です。会社では、誕生日の人にホールケーキを買ってきてお祝いをしたり、クリスマスパーティを開催したりするなど、アットホームな雰囲気です。

子どもたちが東京で育っていく楽しみがあります

Betty Ouchiyamaの東京で働くまでの経緯

私は東京に来てから子どもを2人産み、子育てしながら仕事をしています。子どもができて会社を休んだのですが、お休みした1年間は給与に代わって雇用保険からお金が支払われ、健康保険からは出産費用や手当金がもらえました。子どもが1歳になると住んでいる地域の保育園に申込み、保育料は月額数万円で朝8時30分~18時まで預かってもらいました。保育園では、年齢に合わせた美味しくて健康的な食事を提供してもらい、社会のルールや自立など丁寧に子どもを教育してもらえました。日本の教育は、自分でやるべきことと団体生活でやるべきことがしっかりと教えられており、驚きました。アメリカでは学校の掃除は専門業者がやっていましたが、日本では学校の掃除は子ども達が全員でやり、クラスの係や給食当番(給食をクラス全員に配る係)なども責任感が培われ、社会がみんなの力で作られている感覚を小さい頃から身に付けられる仕組みだと思います。
 子育てと仕事の両立は大変ですが、日本人の旦那も家事の半分はやってくれ、二人で家庭をささえています。また保育園のお母さん達もみんな働いているのでお互いの事情がわかり、協力し合えるママ友ができました。

誰に対しても何か一つのことを極める、こだわる、深く学べる環境がある

Betty Ouchiyamaの東京で暮らす魅力

東京で暮らす魅力は、治安の良さ、便利、人の優しさです。子どもが外で安心して遊べる安全さや何でも手に入る便利さ。英語で道を聞いても、言葉がわからなくてもその場所まで連れて行ってくれたり、雨が降っていたら傘を差し出してくれる人がいたり、東京の人の優しさに触れることがたくさんありました。子どもと一緒に暮らしていると仕事だけはなく、学校や住んでいる地域にと触れ合う機会も多く、単身のときよりも東京で働き暮らしていく魅力を実感しています。
 外国人から見た東京の良さという意味では、東京は伝統文化や若い人のポップカルチャーの両方が大事にされているところが、外国人から見ると魅力的に感じます。誰に対しても何か一つのことを極める、こだわる、深く学べる環境が大事にされていて、やりたいことをやっても意外とやっていけるのが東京だと思います。海外にいた頃は、日本は堅いイメージでしたが、意外と色んな文化にオープンでフレンドリーだと感じます。

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